「含み益」「含み損」の状況を見極めよう 〜 FX用語解説サイト

main_top_over_navi
main_top

「含み益」「含み損」の状況を見極めよう

FXにおいて不況の場合は、為替の値動きが非常に活発になり、売りの行動に出にくくなるようです。ニュースなどを見てもわかるように、通常の安定した状態の場合は、どの通貨も緩やかに上昇や下降を繰り返しており、値の大幅な動きはありません。こういった状況の場合は、市場のトレンドの動きを読むのは簡単ではないにせよ、難しくもないといったところです。一方、不況になると、アメリカの証券会社の破綻で起こったリーマンショックのような事態にもあったように、信じられないような反発を見せることが多々あり、いつどう動くのかまったく予測ができません。恐ろしいことに、このようなときは現在持っている外国為替をどのタイミングで売ればいいのか、きっかけがつかめないのです。
そのタイミングをさらに躊躇させるのが、「含み益」「含み損」です。これらはFX用語ですが、FX以外でも使われるので、知っている方も多いのではないでしょうか。
そもそも金融商品は現金化されて始めて利益となるのですが、時として現金化されていない架空の状態でも利益とみなす場合があります。「含み益」とは、まだ売買を確定させていない状態での利益を言い、「含み損」は売買を行う前に明らかになっている損失のことを言います。例えば、1ドル=95円の時に1万ドル購入して、現在1ドル=94円という状況でそのドルを約定させず持っているという場合は、1万円の含み損という事になります。今後、この値がどう値動きするかは不明ですが、「現時点ではこれだけ得または損をしている」というのが「含み益」「含み損」と言います。
この「含み益」「含み損」は、まだ確定していないにもかかわらず、既に利益を得た、または損失を被ったという気持ちを持たせます。損失を被ったという状態では良いのですが、利益を得たと思わせたとき、危険が伴います。なぜならば、得した気分になっていると実際には確定していないにもかかわらず、利益を確定せず少し値が下がったとしても「まだ大丈夫」と値が上がるのを待つ傾向があるため、その後の損失に繋がります。つまり、これは油断です。不況時には、この油断が危険です。


Copyright © 2009 FX用語解説サイト All Rights Reserved.